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ミュージカル HOPE

上演台本・訳詞・演出:新納慎也
振付:木下菜津子
音楽監督:落合崇史

主人公のHOPEを演じるのは、女優デビューから51年目にして初ミュージカル主演に挑む高橋惠子。
共演には、永田崇人・小林亮太(K役/Wキャスト)、清水くるみ(過去のHOPE役)、白羽ゆり(マリー役)、中山昇、縄田晋、染谷洸太、木暮真一郎、そして上山竜治(カデル役)、大沢健(ベルト役)と、個性豊かなキャストが名を連ねる。

<あらすじ>
長きにわたったイスラエル図書館とエヴァ・ホープの最後の裁判が行われる日。年老いた<狂った女>ホープは初めて長年自分が守ってきた原稿を裁判に持っていく。その原稿そのものが自分自身だ、と主張するホープに対して、裁判官や弁護士たちはその原稿の所有権について説明をはじめる。

ベストセラー作家だったベルトは、何にも属さない絶望を描くユダヤ人のヨーゼフ・クラインの才能に憧れ、原稿を焼くように言い残し死亡したヨーゼフの才能を守るために彼の原稿をそっと保管する。

第二次世界大戦で戦禍が激しくなる中、ベルトはマリーに、再び会える日まで持っていて欲しいとクラインの原稿を託す。マリーは逃げ延びる真っただ中でもベルトとの約束を守る為に原稿に執着し生きるようになり、マリーの娘ホープは原稿しか目に入らない母を横目でみながら戦禍を生き抜こうとする。誰にも関心を持ってもらえずそれでももがいていた中で、カデルに出会い恋に落ちるが、裏切られてしまう。

母を捨て長く彷徨い中年となったホープは再び母がいた場所へと戻り、再び自身の人生を苦しめてきた原稿を手にする。ホープにとって原稿とは一体何だったのであろうかー。

ミュージカル『HOPE』では、主人公ホープの過去と現在が交錯しながら、もう一人の主人公で原稿の擬人化である「K」(ヨーゼフ・クラインの頭文字/埃を被った原稿)、クラインの才能を守ろうとするベルト、そしてホープの母でありベルトの恋人マリー、過去のホープ、戦争を逃れてきた難民カデル、そして男性アンサンブル4名で、ホープの数奇な運命を辿る。

印象に残った事。メモしてあったので今更更新。

2役やってる人たち、だんだん交わってくるのが面白かったなあ。

小林亮太さん多分初見。Kという役も相まって可愛い。お歌も安定してる。
大事に守りたくなるね。
カテコで高橋惠子ホープと、きゃっきゃきゃっきゃしてるのも可愛くてのう。

染谷洸太さん、いいよねえ。相変わらずうんまい。ついつい見ちゃう。
みーちゃんのシーンも忘れられない。

縄田晋さんにそっくりな人おるー。良いなあ。って思ったら、ご本人だった。
縄田さんにありがち。
ずうっと昔から見ておるのに、ちゃんとチェックしてなくて、あの人良いなあ、
縄田さんに似てるなあって思うとだいたい縄田さん。

上山竜治さん、2役ともお似合い。大活躍。
変人、テンション高め、変態等の役も多いですが、こういった熱い役、
正義感に燃える役も好きです。
それにしても、カデルはアレですなあ。

白羽ゆり、清水くるみ親子がとてもとても良かった。

高橋惠子さんは、それはもうド迫力。主役の器ってあるんだなあ。
お歌は上手いって感じじゃないけど、低いキーの時のドスがきいた歌声が、
ホープの気の強さに合ってて良かった。

さて。演出家デビューの新納さん。随所にコダワリが見受けられました。
あとね。ふっつーにTシャツ着てロビーにいたからね。
目の前に現れて、ぶつかるかと思っちゃった。
相変わらず、オーラ全開で美しかったです。


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。
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テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

tag : 舞台観劇

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