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死ンデ、イル。

モダンスイマーズ句読点三部作連続上演第三弾
「死ンデ、イル。」観てきました。
苦しくて苦しくて抉ってくる。
蓬莱さんの作品って、いつも抉ってくるよねー。
舞台ならではの面白さが詰まってた。
話としては、面白いって言えないけれどね。
女子高生が追い込まれて行く様が、苦しくて。
周囲の人の言葉が、どれも追い込んでいく要素になっていて。
だから、記者が、嫌な奴なんだけど、周囲の人間を
畳みかけていくところとか、踏み込んでいくところとか、
爽快でもあったりして、私って、心が汚いわ、と、思いました。
それにしても、蓬莱さんって、どうしてあんなに、
女子高生の心の動きを上手く描けるのかしら。

脚本/演出:蓬莱竜太
出演:片山友希 / 古山憲太郎 津村知与支 小椋毅 西條義将(以上モダンスイマーズ)/
松尾潤、成田亜佑美、野口卓磨 / 千葉雅子(猫のホテル)

古賀幸宏(ルポライター)A:古山憲太郎/B:小椋毅
君塚咲(七海の姉):成田亜佑美
君塚幹男(咲の夫):津村知与支
土田翔(七海の彼氏):松尾潤
丸山正也(七海の担任):西條義将
セイタにいちゃん(七海の叔父)A:小椋毅/B:古山憲太郎
男(二本松の男):野口卓磨
ユウコおばちゃん(七海の叔母):千葉雅子
高井七海(消えた女子高生):片山友希

チラシの文。

ある日彼女は消えました。
彼女はどこへ消えたのでしょうか。
行方不明者、彼女。
彼女、不在。
不在で初めて存在出来た彼女。
「彼女は何であったのか」
死んで存在する彼女。
死ンデ、イル。

失踪した女子高生の周囲の人々に、記者が、手掛かりを求めて、
インタビューするというシチュエーション。
東日本大震災の原発事故で、浪江町から二本松市の叔母の家に避難した女子高生。
おばとの窮屈な暮らしに始まり、義兄からのセクハラに、
彼氏の浮気、いろいろ色々、彼女を追い詰めていく。。。

ネタバレ有りますので、知りたくない方は気をつけて。
死ぬのにもってこいの日は、生きるのにもってこいの日、な、
「Suicide Party」を思い出しました。
解釈が別れる気がする。
私は、希望を見たかったけれど、暗い未来を見てしまって、
終演直後は、どんよりしていました。
でも、ラストシーンの演出はめちゃくちゃかっこ良かった。
今、振り返ると、生きる躍動感にあふれた終わり方にも
思えてくるなあ。
正解は、何?どう解釈しても良い???
彼女のスケッチブックの言葉が、記者の言葉と重なっていって、
最後、逆転したのか?と、思いました。
そこへ向かうの!
と、伝えて、音楽に乗って、がんがん飛び跳ねて進む七海。
「死ンデ、イル。」が「生キテ、イル。」に変わる瞬間。
ぞくぞくしました。
だから、彼女が生きていて、記者の方は死んでいるのでは?って。
とすると、彼女が置いていったスケッチブックを持って、
周囲の人間に、彼女の失踪の原因が無いかインタビューしている
記者の存在って?って、なるけど、それこそ、舞台だから。
って、思ったのです。いないけど。いるんだと。
記者こそ、不在っぽいなあと。

あと「フリー・コミティッド」も思い出しました。
成河さん一人で演じたけれど、周囲の人間の言葉で、
サムという人間が見えてくる。
死ンデ、イル。も、周りの言葉で、彼女が見えてくる。
追い込まれるのもわかるよなあ。
死んだお母さんに会いたくて、海が見たくて、
一人で歩いて、浪江町に向かう七海。
今度こそ、良い記事を書くために立入り禁止区域に侵入した記者。
真っ暗な家の中で鉢合わせする2人。
揉み合って暗転。揉み合う2人が微かに見えて、暗闇の中、がつーんという音。
明るくなると、ブラウスが乱れて、顔から血を流す七海。
倒れている記者。

で、自分の携帯を預けたびーまん(名前の由来は省略)に電話して、
上記の、「そこへ向かうの!」に続く。
まあ、普通に考えたら、記者は生きていて、七海が置いていった
スケッチブック拾って、インタビューしてるって考えるのが妥当だよね。
舞台マジックで、私は、記者が死ンデ、イル。って思ったわけなので、
そうすると、七海は人殺しなわけで、そうすると未来は暗いなあなんて。
私、考え方が、曲がってるのかもね。
っていうかね。義兄のこととか、記者との揉み合いとか、
やっぱり、吐き気がするのね。そういう描写、まだまだきっついわー。

色んな解釈ができることも含め、演劇的に面白かったです。
役者さんも、自然でね。リアルでね。皆さん、良かったのです。

今日は、無理して銀座に行くのは止めました(報告)


読んでくださった方、拍手してくださった方、
ありがとうございます。
コメントくださったYさま、ありがとうございます。
トイレ、ぴっかぴかにしましたよー。
神様は見てくれてますかね。るろ剣ヨロシクオネガイシマス(祈)

ブランデーどら焼きって、なんて美味しそうな響き。
イチジクのベーグルに、昨日の、お酒も美味しそうだし。
やっぱり、行く時は、大荷物覚悟しなくちゃなー。
芝居観る前に行くのはダメですね。
宝塚BOYSの観劇後か、ナイツ・テイル観劇後に行こうかと思っています。
不二屋の店舗検索したんですが、豊島区が出てこないのです。
ちょっと、探し方が悪かったのかもしれませんね。
ペコちゃんのほっぺ、俄然食べたくなったので、探してみます。

道をたずねられること、多いんですー。
劇場で話しかけられることも、結構あります。
道をたずねられても、ほぼ役に立てないんですけどね(涙)
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tag : 舞台 観劇

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