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ねこはしる

この間、就職相談会を受けた就労移行支援事業所、
体験実習してきました。ぐっっったり。たり。
感想については、後日。今日は、大分前に見た「ねこはしる」のお話。

原作:工藤直子(童話屋刊)
脚本・演出:ふじたあさや
音楽:西村勝行、振付:酒井麻也子、タップ振付:祝利美杏
歌唱指導:赤星啓子、美術:池田ともゆき、衣裳:坂本真彩
照明:坂本義美、音響:山北史朗
王子菜摘子,太田有美,小山雲母,笠松はる,片山千穂,勝山優,川島由美,
神田恭兵,鈴木英恵,中島史香,中野亮輔,中村つむぎ,藤咲みどり,
古舘一也,森山蓉子,矢鳴優花,横山由和(ゲスト)

童話屋さんからの粗筋。
のろまでドジだけれど気持ちの優しい、子猫のラン。
池の魚と仲よしになって、いつしか二人は心を通わせ、ともに成長します。

ところがある日、魚がほかの兄弟猫に見つかって、魚とり競争が行われることに。
前の晩、魚は静かな声でランにこういいます。

「きみにたべられたいんだ
 ...ともだちのきみになら
 <たべられる>のじゃなく
 <ひとつになる>気がするんだ」

ランが悩んだ末、心に誓った哀しくもたくましい決意とは?...


見る方の力もいる作品な気がして、
観る前、とても怖がってました(苦笑)
コロスが表現するものが、私には見えるだろうか。
作品のメッセージを素直に受け取れるだろうか。
心は解凍されているだろうか。
楽しみだけど、不安もいっぱいで観に行きました。

そして。
受けとめ過ぎた。受けとめられた。
終演後には、ふらっふらのよれっよれで、胃が痛くなりました。
全く泣きはしなかったけれど。現地で会った友人に、
休まなくて大丈夫?ちゃんと帰れる?
と、すごく心配されるほどには影響を受けました。

ラスト、色んな受け取り方があるのだろうなあ。
私は、どうしても辛くて。
わかるんだけど、苦しくてたまらなかった。
その原因の一つに、ラスト上手後方の紗幕の向こうが見えなかったというのがある。
最後の最後に気付いたんだけど、あの時、あの2人は、
どういう表情をしていたんだろうか。
笑顔?泣き顔???←どうやら、わざと見えない演出にしてたっぽい。

できれば、笑顔で走っていて欲しい。
それならば、救われる。
私は、幸せな受け取り方をすることにする。
2人、一緒になって、幸せに生きて行くんだ。
辛いけれど、幸せなんだ。命は巡る。
ちょっとライオンキングを思い出す。

池の藻が歌い、ダンスをする藻が、魚の周りを回る。
あのシーンが好きだ。もう一度観たい。
今にも涙がこぼれそうな魚の目のシーンと、
覚悟を決めた、ランのきりっとした目が印象に残っている。
ランが、成長するに従って、少しずつ衣装が変わるのも良かったなあ。

コロスの表現するもの、純粋な気持ちで受け止めた。
そう見えた。なんだか、動植物って優しいなあと。
ランに優しいもの。
野うさぎ母さんは、ランの母さんにまで気遣っている。
すすきもざわざわ。

そうだ。神田魚の髪の毛の話を伝えたい!
青が入っていたんです。
それが、時々反射して、お魚の鱗が、きらっと光るように見えて、
とても奇麗でした。
それに、動きがしゅるんとしてて、お魚が素早くするする泳ぐように見えて、
とってもお魚だった(伝わって!)

魚のくしゃみ、猫のランのくしゃみ、小さくくしゅんとしてて、
とても可愛い。
コロスが一緒にわーって驚くのも可愛いの。
魚と猫が遊ぶってどんなものかと想像できなかったけど、本当に遊んでた。
段々成長するのもわかった。舞台ならではの表現だよねえ。

なろうと思えばなんにでもなれると魚が言う。
猫のランは、ふわふわの綿雲に。
小さい魚は鯉だと思えば鯉になれるって。
「俺、鯉なんだぜ!(どや)」(言い回し違うかも)が愛らしい。
決めポーズ大好き。
それを聞いたコロスのぽっかーんとした顔からの笑いの間が絶妙。

やまばとの場面がとても楽しかったな。
横山由和さんって、私の大好きなマドモアゼルモーツァルトの脚本を始め、
色んな作品の演出されてる方ですよね。弾き語り出来るとは。
ででっぽっぽうー、楽しい!褒められてるさかなが見える席で、
とても嬉しそうな顔が微笑ましかったなあ。

命がキラキラしていて眩しかった。
泣かないけど!私の命のなんとどろどろしていることか。
動物も植物も本当にキラキラしていた。
包容力があったり見守ったり応援したり。
それでもどうにもならない運命があって、究極の決断を下す。
ラストはどうしても、笑顔で走っていて欲しい(再)

観劇後、色んな方々の感想やレポを読んで、脳内補足。
ありがたや、ありがたや。
私の記憶の儚さと、感想の表現力の無さよ(涙)
でも、「感想には正解は無い」という言葉に勇気づけられて、
思ったことを、つらつら思いつくままに書いてみました。

精神的には辛い状況で観に行きましたが、
感じ取ることが出来て良かった。
本当に、皆さん、素敵でした。
一回一回まるで違う印象だったんでしょうね。
それが演劇の醍醐味!何度でも観たい!
けど、これはちょっと、何度も観るのはきつかったかな。
1回で、じゅうぶん受け取れた気持ち。
出演者の皆さま、スタッフの皆さま、そして、
客席で一緒に楽しんできた皆さま、お疲れ様でした。
温かい空気をありがとうございます。
勝手に仲間意識ー(笑)

はい。呟いたことから思い出しつつ加筆してアップ。
帰り道、本当にしんどかった思い出(苦笑)
でも、観ることが出来て良かったです。


読んでくださった方、拍手してくださった方、
ありがとうございます。
コメントくださった、あゆこさま、ありがとうございます。
コメント欄にお返事書きましたので、いらしてたら読んでくださいな。
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テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

tag : 舞台 観劇

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