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夜の姉妹 3

後半から、ものすんごいネタバレがあるので、
知りたくない方は、要注意です。

誤解されたら困るので、ふぉろーふぉろー。
私、彩乃かなみさんは好きなんですようー。
たまたま、今回の役柄とビジュアルが駄目だったんだと思う。
あとあと。わかぎゑふさんの作品が全て受け入れられないわけじゃないです。
そもそもこれ見ることにした一番の決め手が、わかぎゑふさんですから。
「一郎ちゃんがいく。」が、とっても好きだったのです。
そういえば。平野良くんのキャスティングは、一郎ちゃんがきっかけだそう。
わかぎさんのインタビューより。
『あと、以前「一郎ちゃんが行く。」のときに、
平野良くんに出演してもらったんですが、そのとき彼が、
果敢に攻め、演出にも自分のプランを提示していく姿を観て、
どの役でもいいから私の演出する作品にまた出てほしいと思ってオファーしました。』
だそうです。
一郎ちゃんの平野良くん、すごいインパクトだったもんなー。
わかぎさんの世界観にも合うのかもしれない。

はい。ここで、基本情報。公式さんから(ずるっこ)
脚本・演出:わかぎゑふ
山本裕典 彩乃かなみ
佐藤永典 平野良 宮下雄也 原嶋元久
田中崇士 中野咲希
菊地美香 黄川田将也
八代進一 近江谷太朗 粟根まこと

『19世紀初頭のドイツ、バーデン大公国。
そこへフランスからオペラ「椿姫」を書いた
アレクサンドル・デュマという女流作家がやってくる。
そこで、バーデン大公国の皇太子、ラインハルトに出会い、
やがて親友になっていく。
ラインハルトは恋人ローザとの結婚を
両親、特に母親のマルガレーテ王妃から反対されていた。
王妃と大公はラインハルトを跡取りにしたくないという動きもあり・・・

皇太子の身に起きたとてつもない血の悲劇。
巻き込まれた女流作家、デュマがこの謎に挑む!』

。。。デュマって、謎解きしてたっけ?
むしろ、リンダが謎解いてたような。間違ってたけど。
デュマって、事実を伝え聞いただけだよな?
本当のことは、客へはしっかり説明されなくて、
デュマが真実を知った時に、客も一緒に知るって感じ。
ホラーじゃなくて、ミステリーか?って思ったけどすっきりしなかったのは、
謎解きされないからみたい。
だから、シェイクスピアの悲劇みたい、って思ったのかも。
そしたらさ、山本くん自身が、デュマは、たいした解釈をする訳でもなく、
そこにいて「事実を知る」役。って、インタビューで言ってた!
だよねー?巻き込まれて、謎があるんじゃないかと思ってはいるけど、
謎解きはしてないよねー。やってる側が、こう思っているなら、
私の受け取り方、間違ってなかったのねん。ほっ。

私、どうやら、結末の解釈間違っていたようです。
前回も書いたように、中途半端に血友病の知識を持っていたものだから。
まれだけど、女性でもなるはずなのに、男性限定の病気って話なのは、
この時代は、そう思われていたのか、それか、男性限定の病気という
フィクションにしたのか?
まずはそこに引っかかって混乱。
発症してるのかどうか確かめるために、男児が生まれた場合、
傷をつけてみるのかと思った。
だから、うまくいけば遺伝してない、もしくは、保因者でも発症はしてなくて、
血が止まってセーフ、という可能性もあるのかなって。
でも、赤ちゃんは死んでしまったから、生まれながらに血友病だったんだなと。
血友病で苦しんで若くして死んでしまうなら、生まれたと同時に判定して、
病気なら死ぬ、という決断をくだしたのかなあと思った。
だけど、ラインハルトは、男爵夫人や、母に殺人者にさせるわけにはいかないって、
病院から抜け出して、赤ちゃん刺しに来たって言ってたから、
そこがすごく疑問だったんですよね。
ということは、殺人を犯させたくないって台詞通り、
血友病かどうか判断する為の傷をつけるなんてことじゃなく、
男が生まれたから、容赦なく殺すって意味ですよね?
そうですよね???
そうなってくると、私が受け取ったのとは、全く違う意味なんであるよ。
うぬぬぬううう。

そしてなにより、ちゃんと調べてわかったのは、
『血友病の父親と、正常な母親との間の子供は、男子の場合は父親の血友病X染色体を受け継がないので正常となる(男子はX染色体を一つしか持たず、必ず母親のX染色体を受け継ぐので保因者ともならない)。しかし、子供が女子の場合は父親のX染色体を一つ受け継ぐため必ず保因者となる。』
という衝撃の事実。
のおおお。ってことはてことは、赤ちゃん、全然病気じゃないじゃん。
ってことは(動揺し過ぎ)本当に、意味無く赤ちゃん殺しちゃったんじゃん。
って、周りのお客さんたちは皆わかってたの???
それ知ってて、あー、知識が無いばっかりに、病気じゃない赤ちゃん
殺しちゃったよ。って、涙してたの???
私、すごい間違ってたああああああ。
このお話って、そういう愚かさを哀しむ話だったの???
メンデルの遺伝の法則って、習ったよなあ。。。
ラインハルトの親から計算すると
『保因者の母親と正常な父親との間の子供はメンデルの法則に従い、正常な男子が1/4、血友病の男子が1/4、正常な女子が1/4、保因者の女子が1/4という確率で誕生する。』
に、当てはまるのだけど、ラインハルトの兄弟、全員発症したのだね。
正常な男子が生まれる確率もあったのに。。。
そこがまず、悲劇なわけか。。。
全員が遺伝するわけじゃないって知識は、あってたらしい。
うーん。お客さん全員が全員、これ知ってるとは思えないんだけど。
あの結末の匂わせ方だと、私みたいに解釈した人もいたんじゃないかなあ。。。

というわけで、今回は、結末の勘違いに衝撃を受けたよ、のお話でした。


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。
コメントくださったYさま。ありがとうございます。
猫さん、お眠り中でしょうかー。たっぷりゆっくり眠れてると良いな。

海宝くんは、美女と野獣のポット夫人の子供、ティーカップのチップと、
ライオンキングのヤングシンバと、両方で見ていた(はず)なので感慨深いです。
稚魚が成長して戻ってきたー(笑)まさに。
見たいとは思うのですが、今の気力だと、見ないで終わってしまいそう。
気力体力、必要ですよねー。四季は特に、出遅れるとチケット確保が厳しくて。

「ダークロマンファンタジー」あああ。なるほどなるほど。
ダークロマン、って言われた方が、しっくりきたかもです。
エクソシストでも、ダークロマンファンタジー扱いの場合もあるのですかあ。。。
もう、何が何だかです。作った本人の気持ち次第なのかしら。
雄也くん、しめなわのようなおさげで、パワフルで、面白かったー。
アドリブでの突っ込み、切り返しも冴え渡ってましたよ。
さすが雄也くん(いばり)←だから、何目線(笑)

クラブeX、ホールの作り、雰囲気などは、作品にあってたとは思いますが、
いかんせん、舞台鑑賞用の作りじゃないから、見えない部分が多過ぎて
哀しかったですううう(泣)
真横の中でも、通路からも遠く、微妙な位置からの真横だったので、
舞台上も見えない部分が多過ぎた(再)
妖怪前のめりんがいなかったのは、救いでした!
雄也くん、こっちに近い隅っこの方でも、アドリブで、
隣の子にちょっかい出したり、変な顔してくれたりしてたので、
それ見て、和んでました。

らもさんのコメント、参考になります。
ああいうの、得意分野で、好きなんですね。
考えてみれば、一郎ちゃんの時は、死は全く出てきませんでしたが、
役職や、身分にこだわる人、知識人の争いでした。
そうかあ。こういう部分が、わかぎさん独特なんですね。
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テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

tag : 舞台 観劇

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