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龍が如く

あんまり上山竜治さんやレミゼの話ばかりなのもアレなので、
今日は、違う舞台の話ー。思いっきり、ネタバレあります。
公演は終了したけど、DVD待ちの方は要注意。

同年代のお芝居友達の男性に、この話を振ったら、
「ヤクザの抗争の話だから、ゆうさん、興味無さそう」
ってなことを言われましたけど。
そんなことは無い。演劇的には、非常に興味ある。
ゲームもしないし、ヤ○○もよくわからないから、
未知の世界過ぎるけど。
脚本演出が、田村孝裕さんだしね。興味はあったんです。

まず最初に叫んでおく。
郷田龍司(陳内将)、1人勝ちやーん。
これ、郷田との戦いメインバージョンへ続く!
みたいな感じなのん???

親切丁寧な脚本だったので、ゲームを全く知らなくても楽しめたし、
とてもわかりやすかったです。ただちょっと、長いかな。
それと、この設定の割には、思いのほか地味な印象。
淡々と進んで行くんですよね。
でも、画面を見つめながら、淡々とゲームを進めるのって、
こういう感覚なのかな、なんて思いました。
ま、まさか、それが狙いか?そうなのか!?
淡々とはしているけれど、話を通り過ぎていくキャラたちは、
色んな型(笑)の、ヤクザさんで、特徴があるので、面白かった。
そんな風に、出会って戦って選択して進んで行くのがゲームなんだな。

映画で、ゴッドファーザーや、レザボアを見た時にも思ったんですけど。
こういう、~の仇、で、仇討ちし続けると、一生終わらないよね(涙)
仇を討ちたい気持ちはわかるんだけど、仇を討ったら、
その人がまた、相手の仇になるわけで。えんどれす。
どこかで誰かが、ぐっと飲み込んで、仇討ちの連鎖を止めないと。
それが、難しいんだろうなあ。。。
軽い言葉に聞こえるかもしれないけど、不毛というか、虚しいというか。
マフィアに限らず、もう、戦争全般がそうですから!

錦山彰(佐野岳)なんて特に、普通の世界にいたらぜーったい良い奴で、
幸せな生活を送れそうなのに(涙)
と、思うと、桐生一馬(滝川英治)、澤村由美(桜乃彩音)も含め、
彼らがあの世界に入った元凶は、風間新太郎(名高達男)なわけで、
風間が悪いんじゃないかー!って思ったわけです。
父親代わりになって育ててくれたけど。でも。
ヒマワリ(風間が親を殺して、身寄りの無くなった子を引き取る施設)
作ったぐらいじゃ、許されないんだからねっ。
だがしかし。その風間も、きっと、大切な誰かを殺されたんだろうな。
そうか。彼らの両親だって、誰かを殺されたりして、風間と戦ったのか。
だからー、エンドレスー(涙)

田中シンジ(細貝圭)を殺された、恋人のアケミ(平田弥里)は、
負の連鎖を止められるかもしれない。あの子、肝が座ってるし、
シンジの気持ちもわかってるし、仇討ちは考えずに、強く生きていきそう。
そうできればいいのにね。さっきも書いたけど、戦争もそうですって。
どこかで止めないと。
って、ゲームの話なのに、そんなことまで考えてしまったわたくしです。

それにしても、圭ちゃん(なれなれしい)たら、良い役でしたねえ。
ピストルかまえて助太刀に現れた時の、ドスの効き方が、
想像以上にかっこよくてびっくり。いつの間にこんな芝居が!
かと思えば、恋人への思いを電話で伝えながら死ぬ時は、
とても優しい声音で、死に顔が、めちゃくちゃ美しかった。
同行者は、幕間に私が教えるまで、シンジが細貝圭ちゃんだと気付いてなかった。

真島吾朗役、窪塚俊介さん。やっぱり、窪塚さん、好きー。
どこまで再現できているのかは不明ですが、ぶっ飛んでて良い。
とにかく、桐生と闘いたいだけなんだもの。
銃で撃たれて本調子じゃなくても、チャンスとあらば現れる。
邪魔したり、気にくわないことする部下は、ぼっこぼこにする。
かと思えば、シンジの彼女の本気の言葉には「嘘つかないやつは好き」
と言ってのけ、無傷であっさり解放したりする。
暴力的すぎてアレだけど、ああいう真っ直ぐでバカな人って、良いよね。
暴力はいかんけど。な。
最終バトルで、自分の部下に撃たれそうになった(あれ?ナイフだった?)
桐生のこと、体を張って助けちゃったからね!
桐生ちゃんを殺るのは、オレ、なんだそうです。
他人に殺られるのは、だめなんだそうです。
助かってると良いなあ。
続編があったら、また、桐生ちゃーんって、出てきて欲しいなあ。

若手俳優さんわらわら舞台かと思いきや、渋いおじさまたちも活躍。
皆様、強面で。どーんと並ぶと、ど迫力。怖い怖い。
加納幸和さん(神宮京平役)、悪い政治家でございました。

ホストお二人が出てくる場面、面白かったです。
ほっと一息つけた。
そして、警察やヤクザさんの子分として、何度も闘い、何度も死んだ
アンサンブルさんたち。お疲れさまでした。
やられ役が上手くないと、メインがカッコよく見えないからね!

若手と言えば、知らない役者さんで1人、印象に残った子が。
伊達真(石垣佑磨)の部下、須藤純一をやった、五十嵐啓輔さん。
なんだか、印象に残りました。
役が好きなのもあるな。最初は、上の言いなりになっているのに、
伊達刑事の言葉を聞いて行くうちに、協力者になる。
「エリートキャリアがダメになるより、人間的にダメになる方が嫌です」
というような台詞をさらっと言いながら、桐生さんをあっさり脱獄させるの。
遥のためにも、警察に捕まらずに逃げろ、って、桐生を説得する伊達刑事の場面。
後ろで聞いてる須藤さんが、すごい泣きそうな顔してた。
遥ちゃんが、わんわん泣き始めたら、一緒に泣いてるんじゃ?って表情だった。
なんか、良いなあと、思いました。

あと。とても楽しみにしていた、極道な陳内将さんね。郷田龍司役。
このバージョン?の、ゲームには元々出てこないキャラらしいので、
基本、高見の見物っぽい感じなんですけど。
不気味で、曲者で、頭良さそうだし、何よりカッコいいんですよねえ。
「『関西』の龍」って言われるのが嫌いで。「龍は2匹いらんのや」
(言い回しあってます?)とか、ひゃー、かっこえー、となりました。
あの人のあの色気はどこから?
次回作品のオーディションで、色気を買われて女性役で受かってしまった
というエピソードも激しく納得。

演出かどうかわからないのですが、カテコまで皆さん、役のままでした。
だから、おじぎが、あの、ウス、みたいな感じなの。
皆さん、これから討ち入りですか?みたいなー。
後ろに並んで、他のキャストに拍手する時も、一歩引いた感じで。
こわー、っと思いました。特に、陳内さんのおじぎは、独特だった。
あれは、キャラがそういう動きするのかしら。

そうそう。時々、ゲームそのものの中にいるような演出がありましてね。
スクリーンに、その場所が俯瞰で写って、向かう方向が矢印で現れたり。
○○vs△△とか、ばばーんって出るのも、ゲームと同じなのかな。
ドリンク飲んで、体力が回復するのもそうかな。
通りすがりのアイドルオタクさんが、頭に▼のついてるカチューシャしてたのは、
ゲームの再現なんですってね!私、アイドル応援グッズだと思ってたよ!
まーったくゲームというものをやらないので、全然わかってなかった。
あと、常々書いているように、裸とか、筋肉には全く興味無い私なのですが、
龍を背負った桐生と、鯉を背負った錦山が、上半身裸で対決するシーンは、
あのスタイルのすごさと相まって、すごかったです。
なにあの作り物みたいな筋肉は!すごいなー。鍛えてるんだろうなー。
滝川英治さんて、スーツで立ってる姿、そのままフィギュアにできそう。
テニミュから知ったけど、元々、モデルとかしてるんでしたっけ?

最後に、身も蓋もないことを一つ。
赤坂のお洒落な劇場(赤坂ACTシアター)で、
歌舞伎町のヤクザのお話をやるのってどうなんだろう?
なんだか、しっくりきませんでした。
どんな劇場なら合うかなあって、考えたけど、結論は出ず。
新宿だからって、紀伊國屋ってのもねえ。。。?


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。
コメントくださったYさま。ありがとうございます。
お久しぶりです!5月も危険ですよねっ。同志!
何とか乗り越えましょうねー(涙)
チョコはやはり、正しいさんからで、お礼を言ったら
「1人だから寂しいかと思って。」と、言われました。
チョコレートで寂しさを紛らわし、仕事する私。むー。
猫さんはなんと、手間手間星のボスから!ど、びっくりです。
それ、可愛いでしょ?ですって。私の猫好き、広まり過ぎです。

レミゼ充というか、竜治さん充ではあるんですが、キャストが偏り過ぎてて、
レミゼ好きとしては、目的を見失って、全キャスト網羅とか考え始めてて、
よくわからないことになってます(汗)富山行ってたら笑ってやって下さい。
竜治さんは、相変わらずの、ぽやーんとした、天然気味なトークでした。
原田優一さんが、雄也くんなみに突っ込み入れてくれるので助かった!

そのブログの存在は、全く知りませんでした!うわあ。貴重な情報ですね。
先程、検索して見つけてきたので、最初から読んでみようと思います。
やっぱり、似てるんですかねえ。。。
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テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

tag : 舞台 観劇

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