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ミュージカル アンドレ・デジール 最後の作品

作:高橋亜子
音楽:清塚信也
演出:鈴木裕美
出演:ウエンツ瑛士/上川一哉(Wキャスト)、
上山竜治/小柳 友(Wキャスト)、
熊谷彩春、綾 凰華、藤浦功一、柴 一平、戸井勝海、水 夏希
SWING/中野太一・傳法谷みずき

本ミュージカルは、脚本家の高橋亜子と演出家の鈴木裕美が、長い時間を費やし、テーマ探しや作品の骨組みを話し合いながら創り上げた作品。そこに作曲家・清塚信也が加わり、“音楽”というキャンバスに“音の藝術”を描いていく。

【あらすじ】
20世紀初頭に不慮の死を遂げた大画家アンドレ・デジール。
共にデジールを信奉していたエミールとジャンは、運命に導かれるように出会い、二人で一緒に絵を描くようになる。二人の魂は共鳴し合い、一人では到達できない芸術の高みへ登っていくことができた。
だがその絵の素晴らしさゆえに二人は巧妙な贋作ビジネスに巻き込まれる。アンドレ・デジールが不慮の事故死の直前に描いたであろう「最後の作品」。それは事故で燃えてしまっており、絵画ファンの間で永遠の幻とされていた。その「最後の作品」を描くように依頼されたのだ。
アンドレ・デジールの「最後の作品」を巡り、別の時代に生きるデジールとエミールの人生が交差した時、思いも寄らない愛と真実が浮かび上がる。そしてエミールとジャンの関係は大きく変わっていく...

一晩経って、しみじみと、良い作品だなあと。
日本オリジナル。日本初演。まだチケットあります!お勧め。

ウエンツ瑛士・上山竜治ペアで観て参りました(ペア固定)
めちゃくちゃ心が苦しい。
やっぱりさー、主人公を見守らせたら最高おぶ最高の竜治氏。
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホを思い出したりして。
あのときも、絵を描く方じゃなく、絵描きの兄さんを支える弟だった。
やはり、こういう役好きよ。

竜治くん、トークショーで、オカシイ人なのをウエンツくんにバラされてた。
マスクをはずして稽古をしたら、台詞が出てこなくなって演出家に怒られた、ウエンツ氏(笑)
ジャンってこんな顔してたかなぁ?って(笑)
竜治くんも言ってたけど、ミステリ要素もあって、
ハラハラドキドキと、面白かった。
終始心が痛くて泣きたい気持ちだったな。

皆が色んな役をやっていて、影コまでやっているので、
こんな少人数でやってるなんて信じられないよー。
もちろん、面白シーンもありまして。
オタク二人が絵画について話して盛り上がってるのとかたのしー。
自分も、演劇オタクだった頃は、こんなんだったかもなー。
心がざわざわひりひりしてる。

竜治くん、ほんとに優しい目をするんだよなあ(デレ)
2人が共鳴していって、それゆえに犯罪に巻き込まれ、デジールの
最後の作品で、関係性が崩れるまで、怒涛のよう。表現がみごと。
来週も見られるのが楽しみ。竜治くんも言ってたけど、
伏線が張り巡らされているので、何度見ても飽きない。
あそこはああだったんだーって、色々わかることがあるでしょう。
楽しみだー。


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。
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不安。HIV検査。ムーラン・ルージュ。桜の園。

不安の足音。
ひたひたひたひた。
あー。
私、アホだー。
明後日の出勤の事を考えて、もう不安になってるから!

HIV感染症の無料即日検査受けたー。陰性でしたー。ほっ。
会場を出た後、気が抜けて、座り込んで動けなかった。
陰性の通知を見て、私があんまりにもほっとしたので、
説明員の兄さんが、良かったですねー。
と、一緒に喜んでくれた。
来週は、再びのHIVと梅毒、C型肝炎、B型肝炎の無料検査。
結果は一週間後。自覚症状は何も無し。大丈夫だと思うけど念のため。

昨日は、有楽町でムーラン・ルージュ!からの、渋谷で桜の園。
初見の芳雄とさとっさんが、こってりだったので、
甲斐くんと、松村さんは、あっさり感じた。
きっと、こっちがオーソドックスなんだと思われる(笑)
2階席から見て、全体把握。楽しかったよー。
平原綾香サティーンも見てみたくなっちゃった。伊礼公爵も!
豪華絢爛ド派手なミュージカル、ムーラン・ルージュ!ですが、
2回目だからか、キャストは違うのに、少々眠気に襲われた。

ソワレ。桜の園なチェーホフ。
不安だったのにぜんっぜん眠気に襲われず。楽しめた。
演出が不可思議だったからかしら。
でもさ、チェーホフって、イライラするよね!!!
ね???
それって、役者さんが上手いんですよね?
成河さん、すんごいかっこ悪かった。良いですね。
原田美枝子さんは、美しい。最上級にイライラっと。
八嶋智人さん、まともに見えて、1人大変そうでどーんとして。
松尾貴史さんも、ぶつぶつぶつぶつイライラするね!
村井國夫さん、さすがの存在感。
あのどうにも不穏で不気味な人は永島敬三さん?!
演出が気持ち悪くて。桜の園ってこんなだった?!
と、?マークが浮かんで。そもそも私、読んでない?ってなった(笑)


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。

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二次会のひとたち

1日休みが終わっただけで、不安の足音が。
まじか。
ずーっとずーっとこんなに弱いままなのかなあ。

二次会のひとたち
公式さんより。
なぜか結婚披露宴には呼ばれず、結婚式の二次会の幹事に指名された、ちょっとワケアリ系で、拗らせ系で、捻くれ系の男女4人が繰り広げるコメディ作品。個性豊かな俳優たちと共に現代の女と男の深層心理をコミカル&シニカルに描きだす。

結婚式の二次会幹事を頼まれ、都内の某レストランに集められた男女4人。この日が初対面であるが、その顔合わせに、新郎新婦の姿はない。しかも4人とも、なぜか結婚式の披露宴には招待されていない。

気まずい4人だが、肝心の2人が来ないので、なんとなく自己紹介など、重い空気感でしていると2人から超軽い動画メッセージが送られてくる。「予算少なく、派手で楽しく盛り上がれるように、よろしくね!」的な。

そこで火がつき、4人で新郎新婦の悪口がスパーク。

暴走しきって疲れたところで、 「ちゃんとやりませんか?思い切り、成功させて、喜んでもらえるように頑張りませんか?」と話しだし、なんとか結束。

そして、結婚式当日を迎えるのだが……。

作:岡田惠和
演出:田村孝裕
出演:美村里江/内田理央/東啓介/佐藤アツヒロ

岡田惠和さんと、田村孝裕さんのタッグ。このシリーズ大好き。

披露宴に呼ばれないのに、二次会の幹事を任された男女4人。
それぞれ癖があるんだけど、いいとこもあって、
だんだんうちとけてきてって。実は……な話もあり。
間とテンポが良くて笑いどころもたくさんあったよー。楽しかった。

もうほんと、なんて温かいんだろう。登場人物が皆愛しい。
そして、面白い。
どう呼ばれたいかっていうのにも深い意味があって。
新郎新婦も最高でした(笑)

幹事長、幹事長言ってる夢見ちゃった(見た人にしかわからない(笑))
将来的にもハッピーな結末で、後味もすっきり。ほっこり。


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ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル 1

体調悪いなー。
明日、朝早いんだけど、大丈夫かなあ。
やっぱり私のしていることは、自傷行為だ。

さて。ムーラン・ルージュ!
芳雄があんな汗だくで歌って踊るの初めて観たかも(三銃士は観てない)
二幕、涙と汗でぐちゃぐちゃで。ぬぐったりしない。そこが良いのですよね。

望海風斗さん、大好きだー。と、あらためて思った日。

ベイビードールの、大音智海くん、最高ですよね?
前情報何も入れていかなかったから、登場してびっくりしちゃった。
ちょっとごついけど。ちゃんとカワイイ。

映画も見てないし、予習も何もしてないもんだから、
扉の向こうに入った瞬間から驚いた。わくわくが止まらない。
キャストボードもそうだけど、写真を落ち着いて撮るために、
次回はもっと早く行こっと。

中河内雅貴、やっぱりキレッキレでかっこいいなー。
と、思って見てたんだけど、友人はマサって気づいてなかった!
かっこいいとは思っていたらしいけど。

ニニ加賀楓、ええ子。可愛くて色っぽさもあって良かった。
加賀さんについて調べちゃった。モー娘。にいらした子なんだねー。
卒業後舞台がこれで、帝劇に立つ姿を見れて、ファンの方達も感激
だろうなあ。可愛さと色気、華があって、とても良かったよー。

皆様、歌も踊りも上手くてなー。満足。
まだ、現実に戻りたくないようー。ひたってたいよー。
さとっさーん(橋本さとし)。
芳雄のミューで、いい加減な台詞を言うって暴露されてましたけど、
私が観た回はちゃんとしてた。多分(笑)

友人がひたすら、智海さん好き過ぎて微笑ましかった。
ほんと、可愛いわ、迫力あるわ、良いよねえ。
現実に戻ってこられないー。久々の感覚。
次回、結構違うキャストで見られるの、楽しみ。
特に、クリスチャンは、年齢がだいぶ違うからねー。どうなんだろ。


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。
コメントくださったhome in my shoesさま、ありがとうございます。
コメント欄にてお返事書きましたので、いらしてたら読んでみてください。

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チノハテ

かまって欲しい
けど、どうかまって欲しいかわからない

さて。久しぶりに、見た人にしかわからないお芝居の感想を。

「チノハテ」
作・演出 田村孝裕(ONEOR8)
【キャスト】
鶴田真由
松島庄汰 池岡亮介 竹内夢
浜谷康幸 寺十吾 依田啓嗣

私たちはこのチノハテで何を想うのだろう...
私たち家族はどこまでも逃げる。はずだった...
拳銃を向けられたとき、私はあれだけ離れたかった日本を想った。
チノハテから見る日本は美しくて汚れていた...

はい。印象に残った事ー。

地の果てで夢見た家族の儚さ。脆さ。壊れていく。
マリアの夢見た家族。っていう感じ。
伝わりませんよね。わかります。わからないことがわかります。うん。
このお芝居、赤坂RED/THEATERでやったのすごく良いと思う。閉鎖的で。

良い役者さん揃い。どの人も良くて。飽きなかった。
それぞれの抱えてる事情が、日本の闇で。
ありえなそうなのに、どこか身近にありそうで怖い。
思い出して、泣きそうになってる。見てる時は全然大丈夫だったのに。

設定は普通じゃないけど、どこかありそうな兄弟喧嘩から始まって、
思わず笑ってしまう。最後と最後の最後に伏線が全部回収されてるから
すっきり。田村さんは優しいなあ。

サラちゃんのシーンが痛かったなあ。
あのときの、周りの対応がリアル過ぎて。とてもとても痛かった。

母に鶴田真由さん出てたよって言ったら、綺麗だった?ときかれた。
それはもう!でも、大発見だったのは、独特の声。
ちょっと変わった年齢不詳な声。役にも合ってて良かったな。
朝ドラでも、良いのよーって、母も言ってた!

絶対に観に行かないだろう友人から感想を聞かれ、
ネタバレな感想を述べたら、お芝居自体が面白そうだと思ってくれた!
芝居よ広まれ!

というわけで、ネタバレ感想書くよ。知りたくない人は読まないで!

最後全員死んで血みどろで、スッキリしてしまった。
逃げ込んだ先に幻想の家族ごっこ。
最後の最後の暗転後、血みどろのまま、一番幸せな瞬間を再現する演出。
良かったな。田村さんらしい演出だあ。舞台ならではだしね。
お芝居って良いよなあと思う。


読んでくださった方、拍手してくださった方、ありがとうございます。

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